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入試から2週間後
未来は正義の部屋に来ていた
「結果はどうだったの?」
すると正義は重い口調で話した
「・・・駄目だった」
その言葉を聞いて未来は
ただ黙るしかなかった
「でも、一所懸命やったから悔いはないよ」
正義は明るく言った
しかし未来は黙り込んでいた
「未来姉ちゃんには感謝してるよ。自分で勉強しただけじゃこれだけの成績は残せなかったよ」
その言葉を聞いた未来は呟く
「・・・でも私はマー君と一緒に通いたかった」
「え?」
「昔からいつも私の側で励ましてくれたでしょ。でも去年の受験の時に思ったの。
『このままで良いのか?』って。私の方が年上だしこれ以上迷惑掛けられない。
だから決めたの。来年マー君が受験する時は私が勉強を教えてあげるって」
それに対し正義は
「・・・未来姉ちゃん、本当の事を言うと僕は自分で出来る事は自分でしたかったんだよ。
でも手伝ってくれた事が迷惑だった訳じゃないよ、自力で一緒の高校を通いたかったんだよ」
「そうだったの・・・」
「そして合格した時には告白しようと思っていたんだよ。未来姉ちゃんに『昔から好きだった』って」
「え?」
その言葉を聞いた未来は驚いていた
「でも不合格だったのに告白したら反則だよね」
正義は恥ずかしそうに言った
「緑丘高校合格したよ」
「難しいって言ってた高校って緑丘だったの?」
「そうだよ。言ってなかったっけ?」
「聞いてないよ・・・でも合格したんだから『合格おめでとう』だね」
「うん。ありがとう」
「・・・僕も頑張らないと」
「あの時の『頑張らないと』って言うのはそれでだったのね」
「うん」
「私は・・・好きだよ。マー君の事。幼なじみとかじゃなくて1人の男の子としてね。
勉強を教え初めてから気づいたの。いつからかマー君がかけがえのない人になっていた事に」
「・・・未来姉ちゃん」
「だから不合格だったなら私が言うわ。『好きです。つきあってください』」
その言葉を聞いた正義は
「未来姉ちゃん。目を閉じて」
その言葉に未来は目を閉じる
そして正義は未来にキスをした
「僕も大好きだよ」
「私もマー君の事、大好き」
その言葉のあと2人は再びキスをした
あれから3年後・・・
正義は2駅離れた高校に入学し卒業
そして未来が1年先に入学した大学へ見事合格した
「今日から同じ大学の生徒だね。マー君」
「そうだね。未来姉ちゃん」
「もう・・・『未来』で良いのに・・・」
「だって昔からこう呼んでたから今更変えられないよ。
それに未来姉ちゃんだって『マー君』って呼ぶじゃない」
「『マー君』は『マー君』だもん」
「・・・それってずるいよ」
「じゃあ、マー君が『未来』って呼んでくれるなら『正義』って呼んであげる」
「・・・やっぱりずるいよ。未来姉ちゃん」
「『未来姉ちゃん』って呼ぶ以上『正義』って呼ばないよ〜」
そう言って大学の門前で走っていく未来
それを追いかけて正義は大学へと入った
あとがき
結局甘い結末に・・・
個人的には受験を失敗させると言うのがスパイスになる予定だったのだが・・・更に甘くなったような気がする
まぁ、この小説のタイトルはアレだから
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